平清盛の感想

先週の白河院と平忠盛のやりとに魅せられた
今年の大河ドラマ『平清盛』ですが
今週の第2話はちょっと消化不良でした。

第2話のテーマは「犬の鳴き声」
前回の最後が「平家の犬だ!」で終わった所から
話のテーマを引き継いでいました。

「野良犬の鳴き声では院には届かない」
っていう藤原家成のセリフが
これから清盛が出世の階段を上ることを
暗示しているようでニヤリとしました。

で、折角「野良犬」と使っているのであれば
ストーリーの視点を白河院に持って行って
彼にとって清盛というのがいかに小さな存在か
という描き方をした方が、
清盛という男がこれからどんどん大きくなる
というストーリーに含みを持たせられると同時に
鳥羽院の苦悩も解りやすくなった
のではないかなぁと思っています。

ちっぽけな「清盛」の「清盛」という
名前を白河院が知っていたという点も
驚きが行くのではないでしょうか。

と不満ばかり言ってもしょうがないので
今週の話の中で面白かった点を。

まず、清盛が元服するシーンで
藤原家成が烏帽子親でしたね。
武士として元服するのであっても
烏帽子親が公家であるという事は
清盛の元服は武士としてではなく
貴族としてなのかなと感じました。

貴族の中では一番下だけども
源氏や他の武家と比べれば
完全に貴族の一員として扱われる
頭一つ抜けた存在であるって事が
ここから解るかと思います。


そうそう、Facebookで清盛に関して
歴史上の人物をどう再ブランディングするか
っていう気になるテーマの記事があったので
今週は「歴史上の人物の評価は如何に決まったか」
っていう点で記事を書いていこうと思います。

2 件のコメント:

  1. これからも面白い記事を楽しみにしていますね!
    清盛のリブランディングについては、広島にいる間に、私も継続して種々Watachしていこうと思っています。
    私自身は、FBに少し書きましたが大津皇子等の古代史が大好きなんです!
    この辺りもまたお話出来ればいいですね!

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    1. コメントありがとうございます。
      歴史上の人物に対するブランディングについては
      かなり沢山思う事があるのでボチボチ吐き出していきます。

      僕は古代史がイマイチ苦手なので
      色々お話きかせてください!

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